2020.11.21 オンソリ山周回

季節外れの石楠花が咲いていた。
季節外れの石楠花が咲いていた。

朝、雨があがったので、 急きょオンソリ山へ行くことにした。金沢セイモアスキー場駐車場から鉢伏山を目指して落葉で埋まる登山道を登った。急登を喘ぎながら1時間あまり登ると笹原が生い茂る緩やかな稜線となった。前方に何か大きな物体のようなものが見えドッキリした。まるで首長竜のように見える立木であった。その後、鉢伏山で休憩してからオンソリ山に向って細い尾根を歩く。途中で落葉の中に小さくて赤い実を見つけ、たくさん集めて写真を撮った。また緑色に見える繭玉があり、こんな色のは初めて見た。オンソリ山には予定どおり12時頃到着。帰路は笈山付近から内尾に降りる道を行く。初めて通る道だ。しばらくはゆるやかだ。林道跡まで下りた所で寄り道をする。スキを掻き分け20分余り進むと「乙女のしずく」に着く。岩肌からシダのような物を伝いながら少しづつ流れ落る湧き水である。上手い表現である。内尾集落には15時過ぎに熊にも合わず無事到着。(M・実雄)

2020.11.22~23 鈴鹿山脈「仙ヶ岳、鈴鹿峠から那須ヶ原山、油日岳縦走」

11月22日鈴鹿山脈の仙鷄尾根から仙ケ岳、宮指路岳と時計周りに小岐須峠の周回コース、花崗岩のザラザラとした滑りやすい岩場あり苔あり杉林ありキノコは凄い株があったが食べられるか不明。今日の宿は鈴鹿峠の麓町、東海道五拾三次の47番関宿!有名な焼肉屋ビックリで夕食です、このご時世に1時間並びました。皆さんも是非一度お試しください。23日は鈴鹿峠からの縦走です。高畑山・那須が原山・油日山を通り奥余野森林公園までの8時間コース途中ひ忍者岳もあり、滋賀方面は甲賀、三重側は伊賀とNHK大河ドラマ「麒麟が来る」に出てくる地名や歴史が満載です。帰りに油日神社⛩にお参りし安全登山を感謝して小松に無事帰りました。(A.直司)

2020.11.22 斑尾山

山とお蕎麦Loveな一行。
山とお蕎麦Loveな一行。

北信五岳の一座である斑尾山へ行ってきました。登山口は菅川という野尻湖の畔にありました。標高は小松市の大日山と近い低山です。それでも頂上手前の大明神岳から見える景色は圧巻でした。野尻湖の奥にたたずむ、圧倒的な存在感の妙高、黒姫、飯綱の姿に惚れ惚れしました。下山した後は、名物の蕎麦を食べに戸隠方面へ寄り道しました。「横大門」は隠れ家のような雰囲気のお店です。今は新そばの時期のようで、蕎麦の風味をしっかり味わうことが出来ました。個人的には残りの北信五岳は黒姫山だけになりました。この辺りは山もお蕎麦も満喫できるエリアなので何回でも足を運びたくなるなぁと思いました。(I.洋平)

2020.11.15 浅犀みくまりの道周回コース

会員3名で浅犀みくまりの道周回コースを歩きました。金沢市を流れる浅野川、犀川の源流にあたるところです。河内谷林道を進み、車が進めるところまでいくと、2,3台停められるスペースがあり、ここに駐車しスタートしました。今回は登山道整備も兼ねていたので古いロープ30m×2本と鎌・のこぎりを持って行きました。まず林道を少し歩いて、柏の道を登り奥高尾山を目指しました。少し急なところがあったので持ってきたロープを使いFIXロープを設置しました。奥高尾山につくと金沢市街が一望できました。また富山平野も見えました。続いて浅犀みくまりの道を歩きました。西谷山、心野谷山、順尾山を登りました。登山道はほとんど刈られており歩きやすかったです。草刈りは少ししかしませんでした。 最後に桃の木道から下りました。予想通り急なところがあり、FIXロープを張り直しました。ただロープを使い切った後に、古いトラロープが出てきたので、FIXロープが張れず少し後悔しました。途中にあった「桃太郎ブナ」というブナの巨木は立派でした。ハイキングコースとしては歩きごたえがありました。6~7時間のコースでしょうか。なかなか楽しめました。(E.英徳)

2020.11.14 三方岩岳

左:白山をバックに周回班。右:三方岩頂上にてピストン班。
左:白山をバックに周回班。右:三方岩頂上にてピストン班。

会員10名で三方岩岳へ行ってきました。馬狩から三方岩岳をピストンするコースと、そこから野谷荘司山まで周回するコースの二班に分けて登りました。この日は終始天気が良くて、遠くの北アルプスまで見渡すことが出来ました。落ち葉のプールのようなブナ林を抜けて、1500m付近からは積雪がありました。三方岩へ至るトラバースは注意して歩きました。頂上から見た白山は雄大で溜息が出ます。雪化粧の白山や里山の紅葉が青空にとても映えました。下山している時に、周回グループはなめ茸を発見しました。鶴平新道から駐車場までの道路でアナグマと遭遇しました。トヨタ白川自然学校のお風呂は綺麗で500円で入ることが出来ました。(I.洋平)

2020.10.29~11.1 中国地方 山巡り

三徳山の投入堂前にて。
三徳山の投入堂前にて。

一日目、早朝に小松を出発し昼前には目的地に到着。日本一危ない国宝、三徳山(鳥取県)の投入堂へ。ここは登山靴かわらじでないと入山禁止。途中大きな鐘を一突き、皆それぞれにたくさんの願い事を。Go  toトラベルを使い三朝温泉でお泊り。二日目、下蒜山から上蒜山までの縦走予定であったが雨のため中止し、美保神社、境港(海鮮で昼食)、べた踏み坂、水木しげるロードを観光。三日目、百名山の大山の弥山(鳥取県)へ、木道は霜が降ってか一部凍っていて滑りやすく嫌らしい。三角点のある場所は崩落の危険があるため立ち入り禁止。頂上から昨日の観光地や日本海を眺める。下山途中、ダイセンキャラボクの赤い実を少し頂き、人をかき分けながらも紅葉に癒され大山寺に無事下山。時間も早いので上蒜山(岡山県)をピストンすることに。牧場に駐車し、14時から登り始めたが、何とか明るいうちに下山することが出来た。 四日目、クライミングの岩場のある雪彦山(兵庫県)へ。キャンプ場から8の字で周回するコース。岩をくぐり地蔵岳、鎖場、ロープと様々な難所を通りながらも紅葉、虹ケ滝、ナメ滝を愛でながら下山。雪彦温泉に入り、汗を流し無事帰宅。(T.逸夫)