2020.09.29 大岳山

天候:曇り/一時小雨。9月から東京に帰り、初めての山行です。大岳山は2回目の山行で、前回と同じルートで行ってきました。自宅から車で、ケーブルカー滝本駅の駐車場に。ケーブルカーで御岳山駅に着いたら、雨がパラパラと、昨日までの天気予報はAだったのにショックです。大した雨ではないので決行(9:00)、先ずは御岳山神社に向かった。御岳山神社で安全を祈り、神社からロックガーデンに下り、沢を渡ること数回、沢から上がって大岳山神社に向かう。途中から急登(鎖もある)になる。大岳神社から20分程で頂上だが、岩場(鎖場、鉄階段もある)の急登が続いた(結構辛かったが滑落しないよう注意しながら)。岩場も何とかこなしやっと頂上に着いた(11:40~12:30)が、曇っていて展望は視界0、スタート時点で予想はしていたが残念。この日の天気でも頂上には12〜3人程が登って来ているので、結構人気がある山だと思う。ここで食事してから、鍋割山に向かった。前回、鍋割山へ行く分岐点を見落として戻ったので、今回は見落とさないように注意した。鍋割山から奥の院を通り、御岳山神社に出て御岳山駅に着いた(14:45)。山は未だ緑一面で、紅葉はまだまだのようです。今回、初の試みとして、ストック(トレッキングポール)を使わずに行ってきました。(I.誠(八))

2020.09.22〜23 岩と雪の殿堂「剱岳」

9月22日から23日に剱澤小屋に泊まり劔岳に登りました。いつかは劔岳と思っていましたが、ちょっと登って来ましょうかと気軽には登れない山なので意を決して頑張ってみようと考え、今回はメジャーな別山尾根コースからのアタックです。1日目は立山室堂より、前日は大勢の人達が利用したとニュースにでていた雷鳥沢のテント場を眼下に今夜泊まる剱澤小屋を目指します。夕食の前に小屋のご主人から劔岳登山の注意点や難所のポイントなどを教えて頂き、ちょっとドキドキの気持ちで夕食も喉に通らず。。にはならないものの気が引き締まる思いになりました。早朝からこの上ない快晴。絶好の登山日和です。小屋から一服剱までは普通の登山道でしたが一服剱からは急なガレ場に変わり、前剱からはクサリ場のカニのタテバイがあります。「一歩一歩確実に」と言い聞かせながら進みました。山頂は360度の大展望後立山連峰、槍ヶ岳、白山。辛い思いをしても神様はちゃんとご褒美くれるものですね。下山はカニのヨコバイも頑張ってクリア。タテバイよりこちらが怖かったです。緊張感から解放されたと同時に室堂までの長く辛い下山でしたが、無事に登れたという達成感と充実感はやはり忘れられない山行となりました。(T.明美)

2020.09.21〜22 白山から別山

別山到着!
別山到着!

会員3名で白山と別山へ行ってきました。初日は観光新道で白山へ登ったあと、南竜で宿泊、二日目に別山からチブリ尾根で市ノ瀬へ戻るコースです。別当出合を7時50分に出発、観光新道は登る人も少なく稜線からは白山釈迦岳を眺めながら歩きました。黒ボコ岩にて、KさんとTさんは南竜山荘へ、自分はそのまま頂上へ向かいました。御前峰から初めて御池めぐりをしました。神秘的なブルーの翠ヶ池を間近で見ることが出来て感動です。室堂へ戻ったあとはトンビ岩コースで南竜へ15時頃降りました。今回は初めて一人でテントの設営から撤収までを行いました。翌朝は夜露でビショビショになったテントを片付けるのに苦労しつつ、6時に南竜を出発して、別山へ向かいました。朝日を浴びた尾根歩きは気持ちよくて眠気も吹っ飛びました。テントやシュラフを担いで、白山や別山まで登る体力が自分に付いたことが分かって自信になりました。(I.洋平)

2020.09.19〜22 小豆島クライミング(インスボン、拇岳(おやゆびだけ)、吉田の岩場)

会員2名で小豆島でクライミングをしてきました。マルチピッチとシングルピッチを登りました。初日はインスボン(韓国の仁寿峰に似ているとのこと)のプレシャスタイム(5.10a 2ピッチ)です。5.10aスラブはそもそも難しいのですが、もっと難しく感じました。スリングアブミしたりランナウトしたり何とか終了点へ。しかし時間がかかりすぎここで敗退。二日目は拇岳で赤いクラック(5.10b 5ピッチ)を登ろうとしましたが取り付きを間違え正面壁一般右ルートを登ったらしいです。前日に引き続き2ピッチ目をスリングアブミ、3ピッチ目をランナウトと恐い思いをしながら何とか抜け、4ピッチ目途中から赤いクラックに合流。快適な5.9で安心しました。三日目と最終日は吉田の岩場でシングルピッチを登りました。一見して登れなさそうなところも、花崗岩のフリクションのおかげで思ったより登れました。きもちんよかロックのランナウェイ(5.10a)は気持ちよく登れました。その隣のクリクリパンダ(5.11a)はトップロープでもテンションしてしまいました。どちらもよいルートと思いました。クライミングシーズン始めで、クライマーが少なくどこでも登れました。 (E.英徳)

2020.09.18〜23 四国の沢と石鎚山

沢の最終日 滑床を滑る
沢の最終日 滑床を滑る

 

ブルーベル会員6名と,会員以外の方3名,全員で9名が参加。出発18日朝4名,18日夕方5名。帰り22日5名,23日4名。Nさんの計画で四国の沢を3本遡行し,石鎚山を登って来ました。19日,沢の入り口で2つのグループが集合して(吉野川の上流)床鍋谷を遡行。20日,当初の予定には無かった石鎚山へ。途中,藪をものともしないKさんの意見により,尾根道を山頂へ。(この尾根道を利用する登山者は1割もいないよう)下山は一般道を利用。(1名だけ登り一般道,山頂からは尾根道を下る)21日(仁淀川の上流)安居渓谷を遡行。近くに見える仁淀ブルーよりもっと深いブルーを見るために,6名が泳いで奥の淵まで。(泳がなかったのは高齢の順に3名)22日(四万十川の上流)滑床渓谷を遡行。5名は帰るために途中で引き返す。いつもながら,Nさんの参加者に合わせた(結果として充実した数日間の)かつ,ゆったりの温泉の計画には感謝するばかりです。(K.正位)

 

2020.09.12 大日山沢登り

我々後輩のためにトップロープを担ぐ大先輩Nさんの後ろ姿。かっこいい。
我々後輩のためにトップロープを担ぐ大先輩Nさんの後ろ姿。かっこいい。

会員と元会員9名で大日山に沢登りに行ってきました。天気が悪い日が続いていたので不安が募りますが、大日山は石川県内有数の沢登りスポットということで期待が膨らみます。真砂登山口から登り始め、入水ポイントまでしばし登山道を歩きます。入渓すると水量もそれほど多くはなくひと安心。個人的には1年ぶり2度目の沢登りなので少し緊張しながら足を進めます。やはり沢は本当に気持ちが良いですね!大小いくつもの滝に出会うたびに冒険心がくすぐられる感覚になります。時には滝のシャワーを浴びながら登ったり、時には滝を巻いたりと、その時々で判断しながら登る経験は普通の登山ではなかなか味わえません。3度ほどロープを使って滝や崖を登りましたが、トップロープを持って華麗に滝を登るNさんを始め、先輩方の姿に脱帽する一方で、自分はクライミングスキルやロープワークをもっと磨かなければと反省です。最後に大きな絶壁を登ると沢はもう終わり、名残惜しい気持ちになりつつ笹藪を漕いで、登山道に合流し大日小屋へたどり着きました。こんなに楽しい大自然の中での遊びを教えてくれるブルーベルの皆様には感謝感謝です。最後に、帰り道は大量の虫(蚊?ブユ?)に襲われながら下山したため、今は四肢中の痒みをこらえながらこの文章を書いていることも合わせて報告します。(T.佑介)

2020.09.12 錫杖岳烏帽子岩・東肩ルート

烏帽子岩は11年前に初めて「左方カンテルート」を登った時に見て以来、ずっと憧れのルート。これまで(覚えている限り)7回計画し、天候悪化や時間切れで敗退を続けてきました。しかし今回は「錫杖のレジェンド」Iさんのお陰で登頂することができ感激でした。総勢4名、前夜は上宝にテント泊し翌朝5時に出発。途中ルートミスもありながら懸垂下降も交えて右俣沢に降り立ち、沢を詰める。ヌルヌルの滝を登山靴で登るのは大変でした。そしてアプローチ4時間40分でようやく「東肩ルート」の取り付きへ到着し、登攀スタートです。レジェンドIさん&私、Nさん&Eさん、の2パーティでクライミング。Iさんは2ピッチを繋げでグイグイと登り、「ここを登らなかったら意味がないやろ」と私にリードを促されました。オォ~、難しいハング!必死でリードして、さらに易しいフェースをリードして、烏帽子岩山頂へ。360度の展望に大感激(涙)。4名で山頂到着を喜び合い、「注文の多い料理店」ルートを懸垂して下山しました。(M.真澄)

2020.09.06 チブリ尾根登山道整備

ブルーベル草刈り隊
ブルーベル草刈り隊

96日にチブリ尾根での登山道整備へ行ってきました。この日の為に集まった有志は他の会も含めて30人弱でした。ブルーベルの担当はチブリ小屋から稜線の間を整備しました。クマササが登山道まではみ出してるところを中心に、立木バサミで刈り込んでいきました。鬱蒼とした登山道もスッキリして風通しも良くなったと思います。今年はコロナで人をなかなか集めにくい状況の中、多くの人が地元の山に貢献できたことが良かったです。(I.洋平)

2020.09.05 立山・龍王岳東尾根マルチピッチクライミング

全員集合
全員集合
会員6名で龍王岳東尾根へマルチピッチクライミングに行ってきました。東尾根取り付き 10時45分 3組同時スタート 私は会の重鎮Iさんとお供させて頂きます クライム出来る箇所は果敢に攻めていかれます が如何せんクライマー初心者の私中々岩を掴めず ましてつるべ方式がとれず 2組とは徐々に離されていきます…おまけに皆さん一切の休憩を御取りになりません~(汗  ですが力量が無いのに過信は禁物と言い聞かせながら、一つ一つの安全確認に集中しますその時突然 アプローチシューズが転がって行くではないですか! 私は成す術もなく見送るのみ…そこへすかさずI師匠が歩み寄り拾い上げてくれます 助かりました( ;∀;) 先行組に遅れて 13時15分 龍王岳山頂到着です 感動の達成感♪ Mさん・正確で安全な行程管理 Eさん Iさん Tさん I師匠 ありがとうございました! 今後病みつき確定初めてのアルパインクライミングでした♪ (N.政勝)