奥長倉避難小屋に二泊するゆっくり行程。二日目、いよいよ百四丈の滝に。厳しい美女坂をアイゼン、ピッケルで登り上げる。『美女には注意。』登り上げて大雪原をしばらく歩き、雪庇の切れ目から滝を目指す。ついに百四丈の滝と氷の滝壺にご対面。空の方から流れ落ちる雪解け水を、滝壺が口を開け飲みこむ。周りにはでかい青いツララがぶら下がっている。余り近づくと落ちてくるようで恐い。しかし、水しぶきを浴び恐る恐る近づいて触ってみた。『うーん、ヤッパリ氷や!』下の方の小さいツララを拝借。『旨い。最高や!』初めて見る光景に感動しました。(T.逸夫)
3月23日から25日まで、会員4人で中宮より大笠笈ケ岳、ブナオ山を経て一里野へぐるっと周回してきました。初日は中宮林道からスタート、天気も良く大瓢箪山まで問題なくサクサク進みます。山頂から見える大笠から笈の稜線が厳しそう、歩けるかなあとちょと不安に。初日のテン場までもう少し進み初日は終了。天気予報通り、夜中から強風と雪で、翌日は時間ずらしてまずは大笠山に向かいます。稜線の強風で地吹雪の中2時間位で大笠山に到着、次の笈ケ岳へ向かいます。笈ケ岳の手間には宝剣、錫杖と2つの急峻なピークが立ちはだかっています。今回は雪の状態が良くピッケルの先もアイゼンの爪も良く効いて朝テン場を出て7時で笈ケ岳山頂に到着。昨夜からの新雪でリセットされた真っ白な笈ケ岳、私達だけの貸切です。美しさにただただ感動。みんなの力で何とか山頂を踏むことができました。最終日はブナオ山を経て一里野へ。駐車場に着いた時には本当にホッとしました。3日間一緒に歩いたメンバーに感謝です。(W.広美)
明日から雨マーク。思いたってオンソリへ行ってきました。9時キャンプ場登山口を出発。杉林を過ぎるとカタクリもポツポツ
見えはじめましたが満開まではあと数日かかりそうです。登山道には雪はなく
頂上手前30分くらいからザクザクの雪がありました。2時間程でオンソリ山到着。すると、立派なカメラで周辺を撮影中。NHK名古屋のスタッフの方々で「中部ウィークリーゆるやまへGO!」の収録中とのこと。4月中旬に「オンソリ」を紹介するそうです。ついに「オンソリ」メジャーデビュー??。県外から人、ひと、ヒト・・・。ジモティーとしては少しフクザツな心境です。
見たことある女性アナウンサーさんと暫く立ち話しをし「見ますねぇ」とテンション上げて別れました。途中、白山ビューポイントでパン&ココアを摂り、吹き始めた強い風にそろそろ来るかなと、早々に身支度をしました。山の天気はあっという間に下り坂、白山は厚い雲の中に隠れてしまい大急ぎで下り13時に登山口に戻りました。(I.乃里子)
春間近だというのに、昨夜は高い所では雪が降るという寒い朝、4名(女性3名+老人1名)で美川icを6:00に出発。N女の新車に乗り合わせ高速を順調に走り、登山口の桐生キャンプ場に着いた。現地にあった金勝山アルプスハイキングmapを確認。多くの登山ルートがある。私達は落ケ滝を目指すルートをとる。小さな小川を数回渡渉し両側ともに大きなシダが生い茂る道を登ること30分、岩壁を真っ直ぐ落ちる落ケ滝が現われた。なかなかの迫力だ。そこから稜線を目指す道は急登だ。登りきった稜線の北峰縦走路をしばらく行くとメインの天狗岩があり皆で最高部まで登る。多くの人がいて混雑する。金勝山アルプス全体、奇岩怪石だらけだ。その後本日最高峰の竜王山を往復し下山にかかる。重ね岩、狛坂摩崖仏、逆さ観音を通り駐車場に戻った。約5時間の週遊ハイキングでした。時折り太陽も顔を出したが気温は上がらず、一日中寒い日でした、(M.実雄)
3月16日、会員12名で雪上訓練を行いました。講師はMさんとEさん、装備を準備したNさんTさんありがとうございました。予定していた場所が雪不足のため、憩いの森にて実施。ビーコン操作・ツエルト張り・プルージック登り・ロープワークについて実践主体の講習でした。ビーコンは雪山必携、充電式電池はよくないとのアドバイス。2班に分かれて捜索実技。ツエルトは、ベテランの体験談後二人ペアで張り、中に入って雰囲気を確認です。プルージックで自己確保は、滑る赤土斜面にとても苦労した人もいましたが、Iさんのアドバイスが成程でした。ロープワークはマスト・半マスト等の覚え方を教えてもらい、とても参考になりました。最後に、迷子になった車があり笑顔の講習会になったことを報告いたします。(N.和純)
ブルーベルの救助隊4名(笹原、江川、居村、三津野)が訓練に参加しました。当日は残念ながら冷たい雨だったので、辰口にある金沢大学の体育館での訓練となりました。講師はプロガイドである城野さん(めっこ山岳会)。まずはロープワークに始まり、スリングでハーネスの作り方、半マストでの確保と下降、その仮固定方法、1/3引き上げ法、クライミングでセカンドが負傷したときの救助法などを学び、最後は担架での搬出まで。午前9時から午後3時までみっちりと、非常に高密度な訓練でした。本当に、繰り返しやらないとなかなか身につかない技術です。(私は前回も頑張ったのに、案の定忘れていました・・・)県連のクライミングの仲間とも会えたのに、会話を楽しむ余裕もないほどでした。(M.真澄)
天気のよさそうな土曜日をねらって、大先輩方が計画している山行の仲間に入れていただきました。ねらう山は福井県坂井市にある丈競山(1045m)。7:45登山口出発。会員5名(M津さん、N村さん、I山姉さん、K端姉さんそして私)ワイワイと登ってきました。朝は冷え込みが激しく、路面の凍結が心配でしたが、700m地点までは雪もなく、皆さん快調に高度を上げていきました。700mを過ぎると徐々に残雪があらわれ、800,900mを過ぎると、昨晩降ったと思われる新雪が5cmほど積もっていました。北丈競山(964.3m)からの尾根沿いは強い風が吹き、Tシャツ一枚では寒かったです。今日は先行者がいなかったので綺麗な雪面が山頂まで続きました。10:50山頂到着。快晴に恵まれ、白山をはじめとする各山々が神々しく見えました。避難小屋ではメスティンを使ってスンドゥブチゲをみんなでおいしく食べました。(I.剛士)
総会3/9までに戻れるようにと山毛欅尾山へ。7:00スタート、急登の送水管コースを約700段登り一服。申し訳ないぐらいの青空だ!歩き始めてすぐにブッシュが行く手を塞ぐ。700mからは雪道が始まり、雪が締まって歩きやすくなった。白山の尾添尾根稜線から雪煙が上がるのが見える。風が吹いてるかな。800mからはワカンで歩く。雄谷の前方に大笠がカール状斜面を見せてくれる。9:20大笠・笈のパノラマポイント1050m付近で小休止。ミルキースノウの山スキーに絶好の斜面がそこにある。Tさんのテンションが上がった。限りなく透明な青空、白い雪、ダケカンバそしてブナの巨木疎林をつめると頂上だ(10:00)。笈への直線状に伸びている登山道に赤布がついている。早めの昼食をとり、11時下山開始、13時に駐車場にもどった。(N. 和純)
焼山温泉に近づくにつれ雪が増えてきて、まだこんなところがあるのかと驚きながら出発。まずはカリカリの林道を進みます。アケビ平を過ぎ昼闇谷を渡るところは、急な斜面のトラバースでドキドキ。2番目の沢の渡渉ではあらかじめクトーをつけて慎重に行きました。それ以降は阿弥陀・烏帽子などの山々をまじかに見ながら、広々とした吉尾平を歩いていきました。鉢山のコルで絶景を楽しみ、1500Mちょっとから滑走。途中トラバースして昨年行った昼闇谷へ。一度は行きたいと思っていた念願のところに行けて、同行の皆様に感謝しています。(i.久子)
前夜発、3月2日(土)快晴、5人で昼闇山周辺へ山スキーで行きました。今年雪少なく積雪量心配してたがここは心配無用・・久し振りに吉尾平の周遊コースを楽しんで来ました。 朝一雪質少し固め、新雪5mm位有り林道~アケビ平を経て昼闇谷を渡り少しの登りと後のトラバースがカリカリ気味でクト-付けても緊張する個所も有ったが無事通過し、後は烏帽子岳、阿弥陀山が真近に迫る景観に惹きつけられ、吉尾平の癒し系林間を、楽しみながら進む、徐々に勾配つらく感じるが、振り返る絶景に癒されようやく1450mの鉢山とのコルに着く、ここから真近に、西方面、海谷山魂の鋸岳、鬼ヶ面山・遠く北アルプスの山々、西南に雨飾山、南に金山、東に昼闇の肩、山頂、北に阿弥陀、烏帽子、北東に鉾、権現岳の眺望に時を忘れ、・・昼食の後,1500m辺り迄登り、谷へ滑り込む・新雪のお陰で大斜面も快適に滑れ気分爽快、1050m辺りからトラバース気味に昼闇カール下の台地に出て昼闇谷に滑りました・・が後のアケビ平からの林道がスノーモービル等の荒れ跡が雪も硬く試練コースも無事Pに着、温泉入浴後帰着・ やっぱり昼闇周辺、最高、皆さん満足。(N.展明)
会員3名で上高地にある霞沢岳へ行ってきました。6時に坂巻温泉を出発。釜トンネルを通って7時半にとりつきから登りました。雪は閉まっていて、ワカンが無くても登れました。快晴で周りの山々がくっきり見えました。奥穂高、西穂高、前穂高がすぐ近くに見えます。焼岳、乗鞍も近いです。白山も見えました。1800m~2100m位のところには、テントやテント跡がありました。難所である岩峰は、なんとか登れました。12時に山頂につきました。山頂は無風でご飯を食べることができました。
下山が大変で急な雪の斜面を、木を持ってなんとか降りました。天気に恵まれ、最高の登山になりました。(E.英徳)