3月最終日、コンビニで縁起をかついでリポビタンDを飲み干し、降り口となる二股にチャリをデポ。八方ゴンドラは絶好の好天で人だかりだ。唐松岳直下までスキーシールで登り上げ、雪が切れたのでアイゼンで頂上を踏みさらに下って不帰峰Dルンゼに降り立つ。滑り出しは少し雪が緩んでおり、これならいけると判断。ドロップ!!!! 緩んでいたのは滑り出しだけでガチガチである。急斜面を慎重に落とす。遠くから見たあの斜面を滑っている。最高だ。心配していた滝もどうにかクリアしたが下部はデブリ地獄。その後渡渉。林道は雪が切れ...スキーを担いでフィニッシュ。サイコー!!!!。(T・誠)
会員17名が参加。残雪が多く残った白山の麓の谷峠に行き雪上訓練を行った。内容は(1)アイゼンを付けた歩行訓練、特に急斜面での登り降りとトラバースする時の注意点を学んだ。
(2)ピッケルの使い方、特に急斜面等で滑落した時の止め方の実践した。
(3)ザイルワーク(フリックスの張り方、滑落した人を止める(体験)、特にソリを利用して模擬的な滑落を再現させた。等より実践的な訓練ができた。(千葉 I・誠)
富山県利賀の金剛堂山へ6名で山スキーに行ってきました。当日は朝から晴天でしたがとても寒く雪が固く凍っていた谷を登り詰めたので、いきなりスキーを担ぐ事になりました。担いで登るのは初体験で苦労しましたが、どうにか尾根までたどり着くことが出来てホッと一息。途中樹氷が綺麗でした。金剛堂山の山頂は北アルプスをはじめとした360度の大パノラマの眺望で疲れも癒されます。のんびり展望を楽しんだ後、頂上から滑りましたが、下山の途中ツリーホールに落ちてしまい頭を強打しましたが、ヘルメットを着用していたので何事もなくすみ、メットの大切さも知り勉強になったBC春スキーとなりました。 (T・明美)
西穂ロープウェイ駅の横から槍方面へと林道を登り、穂高平小屋からは牧場の柵を乗り越えて尾根へ取りつきました。タイミングよく、昨日までの寒波が美しい樹氷を
作ってくれていました。急な雪尾根をひたすら登り、夕方16時すぎにようやくテン
トを設営できてホッ。翌朝は小屋からアイゼン装着で出発。ガリガリの斜面トラバースやら新雪の雪壁直登やら、岩場クライミングやら。技術的に厳しい局面をひとつずつクリヤーして高度を上げていきました。Eさんも着実についてきてくれてよかった。西穂山頂で360°の展望に、ひときわ感激でした。(M・真澄)
会員2名でしかり場からハライ谷へ山スキーに行きました。互いの連絡確認ミスでスタート遅れたが、雪質も問題なく思いの他早く、2・5H程でしかり場に着けました・・ここで知人3人組に会い、登る途中で携帯を木の根穴に落したので、スコップを貸しての依頼に答え、連絡をとり、後シールを外し滑降、桧新宮で昼食、今日は雪の状態が問題無く気持ち楽で快適なので、離れない様に気を配り、約700m程ほぼ一気に滑り降りるもハライ谷800m付近から下部が想像を絶する巨大な雪崩跡有、避けて滑り・・・680m付近でデブリをトラバースし導水管尾根に上り、そしてスキー場へはP14時過ぎに着きました。(N.展明)
快晴の土曜日、新入歓迎山行として、雪山初体験者2名含む6名で市原(旧小学校跡)から高倉山へ登りました。気温も低く締まった雪でワカンは必要なくつぼ足で歩けます。CLを先頭に初の2人もぴったり続く快ペース。小休止2回で山頂に着き、白山や大笠山、笈ヶ岳も見える展望台にて雪のテーブルを作り、皆で囲んで味噌汁や、コーヒー(飲料?)等でのんびり昼食をした後、三角点を踏んで下山しました。初参加の2人は体験の為ワカンを履き下山しましたが、何も問題は無く、初めての体験を楽しんで又喜んでいました。(N.展明)
県境尾根を繋いでいる友人に誘われ、横倉に車をデポし6:50谷トンネルを出発。左の林道から930mコルに乗りあげ程良いカリカリ雪をツボ足で歩く。1073m9:00白山山系も一望だがこれから向かう白木峰方面とのジャンクションピークが遠く彼方に思えてしまう。1166mから降ると小豆峠ですぐ下まで林道が伸びている。ジャンクションピークからは眼下の横平山を越え(斜面はスキーに良さげ)くねくねと尾根を忠実にアップダウンして新又越の林道に降り立ち、繋ぐべく鉄塔稜線まで登りあげ大日峠手前から林道に下った。グサグサになった雪をワカンで歩くのが飽きた頃に除雪された林道に出、3~4mもあるかと思われる雪の回廊を快適に車に向かった。(K.孝子)
まずまずの天候の日曜日、男3名で判官尾根コースを滑って来ました。朝は冷えていたが、太陽の光にあたると丁度良い気温になり気持ちよく歩けました。取立山の稜線への登りはさすがに厳しかったですが、クトーのおかげで登りきることが出来ました。鉢伏までは歩行者がいましたが、その先は私達だけでした。今年は積雪が多く判官尾根コースを滑るのはチャンスです。ルートは支尾根が多く、判りにくいので常に地図やGPSとにらめっこしながらの滑降となりました。
紙地図と現地を比べることで非常に良い勉強になりました。(M.実雄)
近年開かれた山中奥の菅倉山、この時期ならどこでも歩けるかもとワカン持参で行ってみました。雪は柔らかくしっかり靴が食い込み、急登でもツボ足でOK。日当たりのいいところではマンサクが咲き始めていて、「春やね~♪」と感動。下山は山頂から少し戻ったところから別の尾根に降りました。雪解けの水音が大きい沢に降りないように、GPSと地図とスマホの画面をにらんで慎重に。ヤブもへっちゃら=達人Tさんの的確な判断で無事林道に降りて車に戻ることができました。楽しい一日でした。(I.久子)
会員4名とゲスト1名でうさぎの頭に行ってきました。朝8時半、目附谷登り口を出発。ショートカットできる所はないかと地図と雪の具合を見ながら尾根筋に取り付きました。途中より斜度も増しカリカリとなりクトー装着。トラバース時は特に緊張しました。雪もちらつき風も強く視界も悪くなってきたので頂上手前30分位のところで下山することにしました。しまって比較的滑りやすい雪質に歓声をあげながら1時間半、快適に下りました。パクッと切れているところもあちこちにあり山はようやく春近しという感じです。最後の沢筋のスノーブリッジはもう一雨で崩れてしまいそうでした。14時過ぎには車に戻り帰途につきました。今日も一日楽しい時間をありがとうございました。(Ⅰ.乃里子)
3月11日、県連救助隊の冬季訓練が谷峠手前で行われました。参加者は約30名、本会からは6名の参加でした。雪山での支点構築をテーマに、3グループに分かれて検証です。私たちブルーベル班も、スノーバー、ピッケル、デッドマン、土嚢袋をセットし、実際にテンションを掛けて(滑落して)支点が抜けるかを検証しました。意外だったのは、スノーバーが強くデッドマンが弱いこと、土嚢袋でも抜けることがあること、です。午後からは怪我人の搬出訓練をおこないました。救助隊訓練は救助隊以外の方も参加でき、山岳技術を学び&磨く良い機会です。次回はより多くの参加者がありますように。(M.真澄)
3/4日曜日に5人で大野の木無山へ山スキーに行ってきました。天気は晴れ、雪質は?。まずは和泉スキーPの手前野林道から出発。朝はまだ雪はカリカリ、所々雪崩てるところもあり慎重に。渡渉して尾根に取り付き山頂目指して登ります。ブナやミズナラの木々が雪と青空に映えて美しい…。山頂は広く360度眺めバッチリ、大長赤兎、経ヶ岳、別山などなど素晴らしいです。降りは最初は尾根を気持ち良く、途中から谷をハラハラ滑り、トラバース気味に渡渉ポイントへ。あとは林道を滑り駐車場に戻りました。楽しい春山スキーになり、同行の皆さまありがとうございました。(W・広美)
AM4:20国道360号線天生ゲートに車をデポ。チャリダーで白川郷へ向かい、八幡神社から猿ヶ馬場山を目指す。前日の好天と放射冷却でカチカチ山と化した宮谷源頭の稜線を進み、AM9:40に猿ヶ馬場山山頂を踏む。籾糠山を眼下に望み、視界良好につき周回可能と判断。シールと共に頭のネジも数本外して、山頂から直下の谷へドロップ。パウダーが詰まった谷を籾糠山へ向けて快適に滑降。ボトム手前で右のカチカチ尾根へトラバースして登り返し地点までショートカット。クトーでAM11:07に籾糠山山頂を踏む。再び山頂からドロップ後、複雑なパイプ状の谷を乗り継いで最後の登り返し地点まで滑降。約90m登り返す頃には雪が腐りまくってそこから先は試練の滑り。PM14:11に天生ゲート到着。GPS軌跡が閉じた1つの輪になった。(O.琢磨)
銀杏峰の志目木谷か太平谷を滑ろうと、会員6名で出かけました。6時に加賀市出発、寶慶寺への道路は片側車の列になっていた。当日は晴れ、カチカチになったワカン跡を避けながら高度を上げていくと、一気に眼下は荒島から白山、大日山の景色が広がっていた。何度見ても飽きない白い景色「素晴らしい」。11:30に1150mピーク到着、女子3名は大平谷を滑ることにしてゆっくりランチタイムをしていると福井県のヘリが来た。コルからの谷滑りは、もう少し新雪があったらもっと快適、細くなった谷は一部亀裂が入っていた。14時車到着後大野の創業80年という東湯に入り、勝山で蕎麦を食べ満足して帰路についた。(K.孝子)