当初、高瀬ダムから烏帽子岳~船窪岳~七倉ダムを周回する予定でしたが3日間の天気は晴雨晴。急遽、船窪小屋ピストン&雨飾山に変更。小屋からは展望も良くそのほとんどが見えました。泊まってみたかった船窪小屋は全部で6名。ランプの下、炭で暖をとって過ごしました。翌朝の激下りの後、宿を求めて南小谷役場観光課に直行!。北小谷の風吹荘に宿泊。食事もジビエ、蕎麦、天然舞茸天ぷら、蛤の茶碗蒸しなどなど超豪華でした。最終日、天気も回復し紅葉の進み始めた雨飾山は人も少なく頚城三山、焼山などが綺麗でした。ちなみに白馬駅近くの「いっぷく」という蕎麦屋は蕎麦を食べると山盛りの天ぷらがサービス!凄すぎ!食べ歩き山行でした(笑)(i.乃里子)
9月最後の土曜に会員3名で大笠山に行ってきました。今回はブナオ峠と桂湖に車を置いて、大門~赤摩木古~見越~奈良~大笠~桂湖と縦走です。奈良岳までは登山道も整備されていて、ぬかるみは所々ありますが歩き易いです。奈良から先は登山道が狭く、尾根道の両端が切れ落ちていたり、鉄筋杭が道の真ん中に出てたりするので慎重に。お天気も良く、遠く北アルプスの山並みや、木道歩きや池塘に癒やされ山頂直下の急登を超えると見慣れ分岐の標柱がありました。頂上には先客が2人、暫くで下山されたので、我々3名の貸切でした。居心地良く1時間近くまったり、次回は大笠から笈を繋ごうと盛り上がり桂湖に向けて下山しました。念願の稜線を繋げて大満足の1日でした。(W.広美)
良い天候の23土24日を利用して会員2名でわさび平から笈ケ岳を目指して歩きました。まずは雄谷林道、豪雨で荒れていましたが、最近整備され終点まで車で行けました。そこから取水口過ぎまで細い水平道を行きますその先は水晶谷に合うまでずーと急登が続きます。水晶谷には有志の方により橋が掛けてあったのですが豪雨により流されて今はなく、やむなく渡渉です。雨などで水量が増すと帰れなくなります。その先はきれいに草刈りがなされ順調にワサビ平にある小屋に到着し、今夜はここでテント泊。もうすでに県外者2名がテント設営されていました。(夜は満点の星を眺めながら就寝。)翌日早々に出発。身体より大きな笹をかき分け、木々の間をくぐり踏み後探しながら、慎重に頂上を目指します。約3時間ほどで頂上に出ました。やった!。残雪時には毎年のように来ているがこの時期に登るのは初めてでなかなか大変でした。白山や北アルプスを眺めて一服後下山。テントを撤収して無事水晶谷を渡り車まで戻ることが出来ました。ルート整備されている有志の皆さんののおかげでスムーズに行動できました。ありがとうございました。(M.実雄)
初日は奥穂南陵登攀。上高地から出発し、岳沢小屋へ。ギアを付けて奥穂南陵バリエーションルートの始まりです。岳沢を詰めると雪渓が現れます。簡易アイゼンとピッケルでクリア。そのあとは岩を登ったりハイマツの藪漕ぎをしたりして登ります。岳沢小屋の人に聞いた通り、道中は踏み跡がところどころありました。ガスが出ていて目印となるトリコニー(三連岩峰)が見えにくかったものの、幸いルーファイミスはありませんでした。トリコニー1峰で時間がかかり、これがあと2回あるのかと思いましたが、2峰は簡単に通過、3峰は登らず通過した(登ればよかった)ので助かりました。その後は岩尾根を歩きます。1か所懸垂下降がありました。南陵の頭に到着しバリエーションは終了。奥穂高登頂後、穂高岳山荘で小屋泊しました。翌日は奥穂-西穂-上高地への下山。馬の背の通過は厳しかった。ここは万一のことがあるので、一般登山者は通らないほうがいいと思いました。天気がよく、槍ヶ岳、笠ヶ岳等がきれいに見えました。ジャンダルムに行きたかったので、その願いもかないました。(E.英徳)。
会員3名で剱岳源次郎尾根へ。初日は雷鳥沢を越えて剱沢でテン泊、夕暮れと共に刻々と変化するI・Ⅱ峰にちょっと興奮。翌朝、取付き点まで雪渓を下るといきなり急斜面。大きな岩と直後に垂直な壁が待ち構えてる。Y氏がトップでリード、ザイルを出してクリア。切れ落ちた岩の尾根に出てからは、紅葉と岩壁の展望に満喫しながらⅠ峰トップへ、ここで大休止。ハイマツ尾根を登りかえしⅡ峰へ、そして30m懸垂下降。これかぁ!岩トレを思い出しながら難なくテラスへ。ここから、落石を注意しながら急斜面を突き上げ頂上へ。振り返ると越えてきた尾根が眼下に広がる。昼食をとって、別山尾根から剱沢へ。ビールで乾杯。翌日は立山三山から室堂へ。快晴の3日間、紅葉が真っ盛り、男3人でしっかり愛でてきました。(笑)(N・和純)
会員2名で錫杖岳にクライミングに行きました。ルートは「左方カンテ」。前回の「注文の多い料理店」を登った時、カムを残置してしまい、その回収のために行きました。左方カンテを登り、注文の多い料理店に合流後、懸垂下降で回収しに行きました。台風18号が迫ってくる中でのクライミングになりました。1~3ピッチは終了点を間違え、クライムダウンしたり手間取ってしまいました。ルートはチムニー、フェースと変化にとんだ面白いルートでした。高度感・威圧感がありましたが技術的にはそれほど難しくなく、すべてのビレイポイントが安定しているので人気ルートになって当然だと思いました。登頂後に小雨が降り、下山時に本降りになりました。ただクライミングに影響がなくよかったです。カムは残念ながらすでになく、回収できませんでした。しかしナチュラルプロテクションのルートでの残置カムがないことを確認できてよかったです。(E.英徳)
秋山合宿が台風直撃予報で中止になり、会員4名で雑穀谷岩トレに行きました。I氏の指導で、ロープワークからカラビナ等道具の基本的な使い方を、実践の中でマンツーマンで教えてもらいました。第一にする事はセルフビレイだと感じました。初心者フェースを右端から4本順番に登りましたが、左端の上部で動けなくなり、しばしセミ状態。余裕ありません。そのうち膝あたりの出っ張りに手を置く事でクリア出来ました。柔軟な発想が大事。その後、初めのルートをトップで登り、お昼ご飯。T氏とY氏はカムとか使いながら、トップを交替しながら楽しんでいましたね。お腹すいたぁ。午後は、隣の長いルートを登りました。最後の出っ張りを超える時は高度感とスリルで興奮でした。締めは隣の短い垂直な壁、下で確保してもらいながら、ちょっと足を滑らし、アッ・・何とか無事終え、温泉でリラックス。とても充実した岩トレ。ありがとうございました。源次郎へ早くいきたい!。(N・和純)
二泊三日で飯豊山へ行って来ました。初日は高速に乗って福島県喜多方市まで行き、お昼に有名な喜多方ラーメンを食べました。市内に入った瞬間からラーメンの看板があちこちにあり、有名なお店には長蛇の列が出来ていました。夜は川入の野営場でテント泊。2日目は朝5時に出発して切合小屋を目指しました。計画ではここで一泊して翌日山頂まで行く予定でしたが、もう一ふんばりしてこのまま山頂までピストンしました。切合小屋で荷物をデポして身軽にしたものの、朝から歩き通しで流石に疲れていましたが、天候にも恵まれたおかげで山頂からの景色は素晴らしかったです。人生初の山小屋泊を体験しました。真っ暗の山の上からだと麓の町の灯りが良く見えたり、朝焼けを見たりと日帰りでは見れない景色が見えました。3日目は予定よりも早く下山することが出来、余裕を持って行動出来ました。3日間とも天気が崩れることなく飯豊山は最高の景色を見せてくれました。(I.洋平)
チブリ尾根避難小屋を起点に日帰り組と宿泊組とで登山道の整備作業を実施してきました。日帰り組は、チブリ尾根避難小屋を起点に下の登山道、宿泊組は、小屋を起点に上の登山道部分を作業。登山道整備は、登山道にはみ出た熊笹を中心にカマや植木ばさみを持ち寄って刈取りした。清掃は、登山道に落ちているゴミの撤去に当たったが、最近、登山者のマナーが向上したのか?。ゴミの量は、非常にすくなかった。
2日間とも非常に天候に恵まれ、作業しながら白山連峰、別山などの山頂部分が良く見えた。因みに宿泊組は、チブリ尾根避難小屋に泊まる。(I.誠2)
会員3名+他1名(白山フウロ Tさん)で錫杖岳にクライミングに行ってきました。ルートは「注文の多い料理店」。2名ずつの2パーティで登りました。岩は安定していて落石の危険がほとんどなくよかったです。天気も晴れて岩は濡れてなかったです。終了点以外はハーケンやボルトがほとんどなく、ナチュラルプロテクションで登りました。核心のハング超えのある3ピッチ目をリードしましたが、疲れたためテンションしました。残念。Tさんには5.8以上の比較的難しいピッチをすべてリードしてもらいました。さすがです。(E.英徳)
屋久島1日目は海中温泉と入江で素潜り生態観察。2日目5:30淀川登山口より、黒味岳、宮之浦岳、そしてメインの永田岳(私等宮之浦岳より永田岳びいきです)
と周り新高塚小屋泊、3日目縄文杉、ウイルソン株を見てガスでまったく視界のない太鼓岩を経由し白谷雲水峡にさしかかる。ここに来て屋久島らしい土砂降り。雨♪の森を堪能し13:30下山。夜半から朝まで雨は止むことなく降り続くので翌日のモッチョムは断念し、ガジュマル園とパッションフルーツでフィニッシュした。(T.誠)
9月2日から4日まで前泊で次の日は木曽駒小屋に泊まりで空木岳に登りました。急勾配の駒ヶ根ロープウェイに乗りいっきに2600mまで上がります。中央アルプスは今月2回目ですが2週間経ったらもうかなり秋の空気に包まれているかんじでした。山容は宝剣岳と同じく岩陵帯が多くテンションアゲアゲで登りました。翌朝泊まりの木曽駒小屋いを後に出発から直ぐに始まる急登をヒーヒー言いながら登り空木岳山頂を目指しました。山頂から見た展望は遠く北アルプスや白山も見え、南アルプスからは富士山も見ることが出来ました。そして花崗岩の白い砂の様な山頂付近はとても綺麗だと思いました。名前も素敵な空木岳にまた登って見たいと思う山行でした。(T.明美)