「残雪期」の常念を目指して計画し、会員2名と早朝3時30集合で現地に向かいました。なんと季節外れの大雪警報が発令され、登山口には積雪30㎝、想定外です。ワカン装着&雪空での出発でした。先行者&我々4名でラッセルを回し、なんとか標高2050mでテント設営。メンバー全員、心底クタクタ。でも宴会は盛り上がりました!(^^)!。翌朝は見事に天気回復しルンルン。カッコいい前常念の三角形の頂を目指してひたすら登り主稜線へ。ここまで快晴&無風だったのに、主稜線に出たとたんに凄まじい強風&地吹雪で、地獄です。急いで目出帽などを装着して負けずに山頂アタックへ。無事に山頂ゲットできました。下りも耐風姿勢を繰り返しながら樹林帯まで下り、テント撤収。雪道を走るように下山。下山後に入った温泉の露天風呂から前常念がスッキリと姿を見せてくれ、感激でした。(M.真澄)
日本中が高気圧に覆われて日差しいっぱいのこの日、朝の仕事を終えてからオンソリ山周回に向かった。10時前、炭焼き小屋横から吊り橋をわたり、杉林を抜け急登を喘ぎ喘ぎ進み、標高851mの鉢伏山に11:15分頃到着。ここからは尾根をオンソリ山に向かって進む。途中登山道が崩壊している所もあり、慎重に進む。石楠花の蕾の脇を抜け、笈山まで来ると秀麗で真っ白な白山が現われる。12:10頃オンソレ山に到着。この辺りは雪が少し残っている。先に登っていた会員女子2名にここで追いついた。昼食後は3人で下山。日当たりの良い南斜面はカタクリの花が咲き始めていた。咲いている花はまだまだ少ないが、葉は林一面に広がっているので、しばらくしたら見事なカタクリ畑になるだろう。キャンプ場前の登山口に13:40頃無事下山。(M.実雄)
前日朝出発、野沢温泉に着いてからはゲレンデスキーや外湯めぐりを楽しみました。その日はAさん行きつけの民宿に泊まり、おいしい夕食に舌鼓を打ち早めに就寝。翌朝温井の集落へ行くとすでに車が数台あり、トレースばっちり。最初のヤブヤブを潜り抜けて広い平原へ進みます。小屋脇の沢が出ていて焦りましたが、板を脱いで丸太の上をそろそろと進み、無事通過。あとはブナ林の美しさに感動しながら黒倉山とのコルを目指して登りました。余裕のM氏はどうやら右側にある黒倉山へ登る気満々、仕方ないなぁ…と後を追う残り3名。幸い思ったほど時間がかからず黒倉山頂到着、シールつけたままコルに引き返し、なんとか鍋倉山に登りあげました。テンクラCの予報は外れ、たいした風もなく暖かい山頂でまったり。エネルギーを補給すればあとは降るだけ。「この前の昼闇より曲がれるわ!」と喜んだ私でしたが、下部はやはり重い雪に翻弄され…。でも青空の下、たっぷりブナに癒された楽しい山行でした。(I.久子)
会員3名(M津野さん、Eさんそして私)プラス屈強な若者2名と、ロープウェイ営業が休止中で、比較的登山者が少ないと思われる木曽駒ヶ岳へ行ってきた。天候不順のため実施を見送ろうとしていたがCLの的確な決断により、山行が実施された。西駒登山ルートは桂木場ルートともいわれYMAHACKによると代表的なクラシックルート6選に選ばれていた。歴史に思いを馳せながら、楽しく山道を歩くことができた。泊りは創建105年の歴史を持つ西駒山荘石室。平成28年度に文化遺産に指定されていた。そんな大層な場所の内部にテントを張り、快適に過ごした。次の日は快晴。5:45朝焼けそして強風に背中を押され、山頂を目指す。アイゼンがよく効く。文章では表現できないくらい素晴らしい眺望が広がるなか、稜線歩きを楽しむ。途中、滑落してはいけない場所もあり、慎重に歩く。低温そして強風(-16℃、風速15m)に気持ちまで持っていかれそうだったが、一歩一歩前へ歩みを進めていけば登頂できるものだ。「最高、最幸、さあ行こう」。そして8:00登頂。山頂からは宝剣岳はもちろん白山や御岳そして遠くに富士山まで拝むことができた。あまりの寒さに早々に下山開始。途中、「遭難記念碑」に出逢う。ここは1913年に中箕輪尋常高等小学校高等科の大量遭難があった場所。記念碑とはとても不思議な感じ。10:40に西駒山荘に戻り、15:00登山口まで無事下山した。なかなか歩きごたえのある充実した山行だった。(I.剛士)
3/7に大渚山スキーに行って来ました。会員8名とチャムランから1名の9人で大草連から小谷温泉までアドベンチャー!北面の雪は良く楽しかったです。(T.憲太郎)
当日は会社のメモリアル休暇の日。そして、その日は晴れ確定。ちょっと寝坊をしたけれど、行くしかないっ!安房トンネルを抜けて乗鞍へ向かう。AM8:00に休暇村からスタート。ゲレンデ横をサクサクッとハイクアップしてツアーコースで風対策。位ヶ原へ上がると、相変わらずの暴風ながら視界正面に主峰がドーン。テンション上がりまくりで肩の小屋まで直進。アイゼンに履き替えてカチカチ斜面によじ登り、PM14:00に剣ヶ峰登頂。お参りを済ませて、いよいよ乗鞍大雪渓の上部へエンリー。平日ということもあり、本日こちら側でのスキーヤーは私のみ。終日晴天に恵まれ、貸し切りのビッグマウンテンにシュプールを刻み、最高にマンダムな至福のひとときを過ごした。 !(^^)!(O.琢磨)
勝原駐車場(7:30)→シャクナゲ平(10:00)→山頂(11:15)→シャクナゲ平(13:00)→勝原駐車場(15:00)今年は雪が少なくて寂しいですね。しかし雪が少ないと普段は山スキーに行くメンバーと一緒に雪山登山に行けるので、登山派の自分にとっては嬉しい面もあります。ということで、会員8名で福井県荒島岳に行きました。天気も良い週末だったので、満車状態の駐車場からスタート。予想通り雪も少なく、しばらくは泥だらけの登山道が続きます。高度が上がるにつれて雪が増え、シャクナゲ平からはアイゼンをつけて登りました。頂上に近づくと 美しい 白山と樹氷が迎えてくれ、絶景の中で山行を楽しみした。山頂は風が強く少し寒かったですが、歩いている間は暖かく、早くも春の山行といった感じでした。他の登山客曰く「荒島岳は今の時期が一番良い。」とのこと。3度目の荒島岳でしたが、毎回違う姿を見せてくれる良い山だと改めて実感しました。(T.佑介)