2019.8.7-15 北海道クライミング(石垣山・小樽赤岩)

不動岩稜
不動岩稜

会員2名+6名で北海道クライミングに行ってきました。一週間くらいの予定でしたが、前半は雨にたたられ観光になった日もありました。それでも何日か登ることができました。愛別町の石垣山ではクラッククライミングを楽しみました。続いて登った小樽赤岩では関東の仲間と楽しく登ることができました。難しい課題には地元の人からムーブを教えてもらうことができました。赤岩はエリアが広くルートはたくさんあるのに、人が少なく快適でした。マルチピッチは4本登りました。テーブルリッジ、不動岩稜は岩も硬く、登りやすかったです。大黒岩、エビス岩は前者2つとくらべれば岩がもろかったですが、終了点は整備されていて安心感がありました。大黒岩登攀中、蜂10匹に囲まれ1カ所刺されましたが、薬のおかげで大事には至りませんでした。終わりよければすべてよしという感じで最終日は青い海を見ながらクライミングができました。真夏でも登れるところでまた来たいと思いました。(E.英徳)

 

2019.08.25 雨飾山

8月25日日曜日にメンバー5人と雨飾山に登って来ました。当日は違う山域を計画していましたが、前日になり突然悪天候に変わり急遽計画変更となりましが、思ったより天候に恵まれ気持ち良く登る事が出来ました。ブナ平を抜け荒菅沢で山頂を見上げながら一服。笹平ではハハコグサやハクサンフウロ、トリカブトなど数種類の花がチラホラと咲いていて日差しはまだ強いけど、時折吹く風と赤トンボが沢山飛んでいる様子はもう秋の気配を感じられます。帰りは深山の湯でお風呂に入りサルナシのソフトクリームを食べて雨にも遭わずのんびり山行が出来て良かったと思う一日でした。(T.明美)

2019.08.17-18  甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳

8月17日から1泊2日で甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳に行ってきました。台風一過の晴れ予報の週末、朝イチのバスは激混み、最後の10台目のバスで登山口となる北沢峠へ、その日は仙丈ヶ岳に登りました、小仙丈ヶ岳からのカールは素晴らしく、南アルプスの女王にふさわしいゆったりとした山でした。翌日は甲斐駒ケ岳、花崗岩のザレた山で岩場も多く、降りた黒戸尾根は標高差2200m。鎖、垂直な梯子が連続するスリリングな登山道で慎重に降りました。2日間でタイプの違う山を存分に楽みました。(W.広美)

2019.8.11 西穂ピラミッドピーク(2740ⅿ)

西穂高山荘、バックは焼岳。
西穂高山荘、バックは焼岳。

8/11 山の日、会員6名にて西穂高ピラミッドピークへ行ってきました。集合はAM4:30、当日の天候は快晴、上りのロープウェイ車内からは北アルプスの山々、遠く白山連峰までくっきりと見渡すことができました。AM8:30山頂駅を出発、西穂丸山を経由し、独標を超えて岩稜ルートへ、足元に注意しながらAM11:45無事、ピラミッドピークへ到着、ここでお昼休憩し、折り返し下山しました。このルートは2度目で、前回は独標、今回はピラミッドピーク、次回はチャンピオンピークを越え、西穂高岳へチャレンジしたいと思います。(T.和重)

2019.08.11-13 火打,妙高、戸隠の山

高谷池のテント場とヒュッテ、後方改装中・・。
高谷池のテント場とヒュッテ、後方改装中・・。

お盆の11日から13日に火打山、妙高山、戸隠山に行って来ました。11日、笹ヶ峰、9:30発・黒沢の水場で身体を癒し、高谷池に13:30頃、何とか着く、テント場満杯、撤収を待ち設営し、15:00頃、火打山へ向かう、天狗の庭、花、少ない・・が池塘の景観に癒されて登り・・火打山頂から影火打へ、通行止め看板を越えコル辺で霧も濃くなり引き返す・・18:50高谷池着、ヒュッテの生ビールを飲みテントで食事し泊る。12日、テント残し黒沢池ヒュッテ、大倉乗越から妙高山へ。暑さのせいかバテ気味・・、途中、木イチゴ群生・・味も良い・口頬ばりながら登り山頂へ。北峰、南峰の岩陰で大休憩し、下りで体調少し良くなり高谷池に戻る。 15:30下るか迷うが明日の予定も考慮して、笹ケ峰へ19:00着。苗名の温泉入浴、夏祭り中で飲食もしたので、Pで車中泊。 13日は予定を短縮。森林学習館P9:30、隋神門、奥社迄人多い・・登山口から戸隠山往復に変更・ このコース岩場の鎖、やたら多い(必要以上?かも・・)。蟻の塔渡りは高所恐怖症の自分には無理、立って渡れない・・が這う様に又トラバースで通過する・(巻き道も有り)。戸隠山山頂、岩場の日陰で西岳、高妻山等眺望後下山。戸隠そば・大望峠の眺望・・鬼無里でいろは堂、おやきを買い、ゆっくりと温泉に浸り夜半帰宅した。(N.展明)

2019.08.10-12 烏帽子水晶読売新道縦走

8月の10日から12日、会員3名で高瀬ダム起点に黒部ダムまで歩いてきました。初日は急登のブナ立尾根から烏帽子小屋にそして烏帽子岳山頂をピストンし、裏銀座縦走路を野口五郎小屋まで。コマクサやイワギキョウ咲く稜線歩きを楽しみます。2日目は野口五郎、水晶、赤牛3つのピークを踏んで読売新道を降り奥黒部ヒュッテまで。標高差はあまり無いけど、かなりのアップダウンある稜線歩き、360度の北アルプスの展望に励まされます。読売新道は長くガレ場のジクや張り出した木の根に注意しながら慎重に降りました。最終日は平の渡しまでは下の廊下のようなスリリングな丸太の橋や階段の連続で気が抜けません。渡しを渡れば黒部湖に沿ってつけらた登山道を歩き黒部ダムに到着。ソフトクリームで〆れば山旅も終了。3日間とも天気と展望に恵まれ最高でした。同行の皆さまありがとうございます、次はどこに行きましょうか。(W.広美)

2019.08.06~07  茶臼小屋~聖岳~奥聖岳~聖平小屋~(下山)~小松

富士山
富士山

朝4:30。朝焼けの中、富士山が美しい。歩いてきた光岳までの稜線がはっきり見渡せます。今日も長い道のりが待っています。予定では11時間。上河内岳への上り返し、聖岳へのザレた急登は堪えましたが無事に聖岳登頂!。赤石、荒川三山、遠くに北岳甲斐駒などなど圧巻でした。頂上には赤石方面から大きなザックを背負った登山者も多く、若い女性二人組の一人は涙を流しながら登って来ました。やはり南アは厳しいんだなぁ・・。頂上にいた登山者全員で拍手で出迎えました。感動し思わず涙が出ました。聖平小屋はウエルカムフルーツポンチが有名。一人一杯なのに誰かさんは二杯も食べました。最終日(5日目)下山開始。渡渉もあり美味しい南アの天然水をたっぷり堪能。登山道一部崩壊のため大きな高巻が2箇所、ザレザレのトラバース、倒木などなど、大雨が降ればすぐにクローズされるような状態でした。12時前に下山。さて、椹島(50分)へ戻るか?車のある平沼P(4時間)まで歩くか?どうする?。よし行くぞー!と覚悟を決め20㌔の林道歩きを選択。皆、頭おかしいですよね(笑)埃にまみれ、トラックのお兄さんに手をふられ、誰か乗せてぇ~と言いながら3時間半、畑薙大吊橋に到着。ここは一日目の登山口です。途中、幻覚も見え始め(笑)吊橋だ!吊橋だ!もうすぐだ!と何度言ったでしょう・・。完全周回ミッション終了!長かった・・。白樺山荘で入浴後、夜中の12時に小松到着。A川さん運転ありがとうございました。歩き徹した南ア!久々の大縦走!感無量です。素敵な仲間に感謝!本当にありがとうございました。(I.乃里子)

2019.08.03~05 小松~しらかば荘~茶臼小屋~光岳~茶臼小屋

ゆらゆらと縦にも横にも揺れる畑薙大吊り橋。
ゆらゆらと縦にも横にも揺れる畑薙大吊り橋。

3日朝7時一路静岡を目指して小松を出発。新東名を利用し、大井川を遡り、本日の宿しらかば荘に夕方到着。4日早朝宿を出て、登山口(標高960m)の畑薙吊り大橋を縦に横に大きく揺らしながらも渡り切りった。その後も谷川に架かる丸太橋を幾つも渡ったあと、急勾配の登山道を汗を拭き々2400m付近に立つ茶臼小屋にようやく到着。5日は茶臼小屋から光岳までピストンして戻る計画にした。陽が昇る前に出発、富士山の雄大なシルエットを見ながら茶臼岳まで登る。その後もや希望峰、易老岳など幾つものピークを登ったり下ったりした後、最後は涸れた沢石道を登り静高平を過ぎると光小屋に到着。そこからすぐの光岳までは約5時間かけて到着。山名のいわれとなった光岩までも行って来た。そこではNHkの山岳番組撮影中でした。茶臼小屋までの帰路、300名山縦走中のTYさんにも会い、かわいいオコジョとも出合い、往復10時間半かかり疲れながらも茶臼小屋に戻って来ました。(M.実雄)

2019.08.04 薬師沢右俣 沢登り

総距離28.7km、累積標高差1827m、所要時間16時間01分。
総距離28.7km、累積標高差1827m、所要時間16時間01分。

会員3名で薬師沢右俣に行ってきました。

前夜に折立で宴会、車中泊をしてAM2:30に出発。太郎平小屋経由で薬師沢へ向かいました。太郎平を越えて第三渡渉点から入渓。薬師沢本流までちょっと下り、本流からすぐに右俣へ入りました。下部にゴルジュがあり、適度に登りやすい小滝が続き、やがて平沢となりました。源頭部から薬師岳山荘を目指してガレ場を登り上げる途中、目前を熊が走り抜けるハプニングもありましたが、そこから先は稜線の登山道を利用して、PM12:47に薬師岳に無事登頂。下山途中にドシャ降りとなり、雷も鳴りだしたため、薬師峠キャンプ場と太郎平小屋とで雨宿り。小川と化した登山道を下山し、PM18:30に折立到着。完全燃焼の16時間でクッタクタになれました。(O.琢磨)

2019.08.04 白馬岳

8月4日の日曜日にメンバー3名と白馬岳に日帰りで登りました。コースは蓮華温泉からスタートし白馬大池を通り山頂を目指します。全長19キロの日帰りコースの長い距離で少し不安もありましたが花の百名山。今が一番の花盛りという魅力が勝って登ってみようと思いました。登山口から白馬大池まではなだらかな樹林帯で比較的登りやすい登山道でした。白馬大池に着くとそこはチングルマやハクサンコザクラなど沢山のお花が風に揺れて咲いていました。白馬大池からは待望の稜線歩きです。雪倉岳や朝日岳が間近に見える展望と美しく咲き誇る沢山の高山植物。これから歩く稜線の道や、今まで歩いてきた道をずっと見渡せて絵に描いたような登山道は成績を付けるとすれば「稜線の模範生」に魅了され時間の経つのも忘れてしまいました。その為、帰路は猛スピードで下山しましたが白馬岳をいっぱい楽しむ事が出来た大満足の山行でした。(T.明美)